感染根管治療の症例です。下顎の大臼歯に虫歯の細菌が歯髄腔(神経)が感染したので感染根管治療をしました。 2022/09/11 術前のレントゲン写真です。画像の右側の大臼歯の根管内に細菌が侵入し、根の先に根尖性歯周炎が進行し、かなりの痛みの症状が出ました。患者様には正規の精密な処置を目指して根管内を無菌化すれば顎の骨の組織の炎症が治り、治療の成功率もかなり高い事を説明しました。充填されていたセメントを除去し、歯にラバーダムを装着してここを消毒し、マイクロスコープ下で診療を始めました。 3回目の治療時に撮影した術後のレントゲン画像です。様々な根管治療用の器具を駆使し、細菌感染していた歯根内を繰り返し拡大・洗浄してここを無菌化しました。疼痛の原因も治まったので、2種類の薬剤を使って根管内を充填してこの治療は終了しました。画像で白く見えるのがその薬剤で、根尖部まで綺麗に充填されているのが分かります。 この後は噛める様に歯の形態を修復します。 成城学園前 根管治療 鈴木歯科医院 根管治療