医療法人社団碧山堂鈴木歯科医院

歯科にまつわる健康法について

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歯科にまつわる健康法について

治療前の健康法について

普段気づかない大切な歯科にまつわる健康法についてお話ししましょう。
歯科治療の前のお話です。
虫歯になる方は多いですが、ある事を心がけてさえいれば虫歯になって痛んだり、
歯科治療をしなくても済みます。
歯周病も全く同じ事です。
現代社会は急速に文明が発達し、様々な物が出来、色々と便利になり、生活が楽になりましたが、
実はそれだけ用心しておかないと思わぬ文明病や、らくちん病にかかる危険性が潜んでいます。

現代社会において成人病には気を付けましょう 

 高層のビルができれば特に何も考えずにエレベータに乗り、車社会になれば歩かなくなります。
足腰を普段の生活の中で使わなければ高齢化した時に歩行困難になる恐れがあります。
また戦前から戦後にかけて日本は食糧難を経験しましたが、今は余った食料を廃棄するほど食べ物が過剰に流通しています。
この様な世相にあってそのまま流されて生活していると、いわゆる成人病になる危険性があります。
食べ過ぎとそれに見合った活動をしないと運動不足になり、栄養の摂取と消費の著しいアンバランスが起こり、そのため肥満や高血圧、糖尿病が爆発的に増えているのはご承知のとおりです。
これはひところの貴族と同じです。「成人病」とは、言葉を変えていえば「警戒心が薄い貴族病」と言えましょう。
便利さ、豊かさの中にも罠が潜んでいます。現代人はその罠を認識し、罠に気付いてしかるべき対応をして社会生活、日常生活を送るべきでしょう。

        私が心得ている大切なポイントについて。

私の実践している健康法

 私たちの授かったこの体は数十億年の歴史の積み重ねの上に成り立っています。
そのような事を考えてみると、今私たちがこのように生活をしていられるのは驚きであり、
奇跡のようでもあり、宝物を受け取ったようなものです。
ですからこれは謹んで使わさせていただくべきものでありましょう。

この体がうまく働き続けられるようにする為には外してはならないポイントがあると考えます。私の心がけているのは次の通りです。

    身体の姿勢が大切です。

 まず何をおいても大切なのは「正しい姿勢を」保つ事です。

特に上半身の姿勢が問題です。背中に二枚の肩甲骨がありますが、両肩を背中の正中に向かって、二枚の肩甲骨を近づけて寄せるようにすると姿勢が正しくなります。背筋が伸びて綺麗な姿勢になり、視野が広がるので様々なことに気が付き、また転倒する事が少なくなります。何よりも呼吸が楽になり、ゆったりとした深い呼吸がいつも出来るようになります。これは健康法の基礎中の基礎であると思っていますが、はっきりと意識しないと続けられない事です。もし無意識になっていると、これと反対に猫背になって心肺を圧迫していると体も心も消極的になりがちです。周りの人にも良いことはありません。
この様な姿勢は、いわゆる「胸襟を開く」形になります。体を開けば、心も開くようになるでしょう。
ですから背筋を伸ばす事、これを無意識のままでなく、はっきりとした意識の上に乗せて実行するのが大切だと思われます。

    呼吸法も必須です。

 次に大事なのはいま出た「呼吸法」です。

日本の寺院でもヨガの鍛錬でもまず体の姿勢と呼吸法が鍛えられます。
私は以前いろいろな呼吸法を習いに行きましたが、どの流儀でも共通しているのは、息を吸うよりも「息を吐く方が重要視」されていました。
それもその深さと速度です。ゆっくりと息を吸ってから吐く息、「呼気」を可能な限り細く長く続けます。
すると自律神経の副交感神経系が刺激され、活動して興奮していた諸器官が収まり、落ち着いて安定化するようです。
安定化しているからこそ、そこから活動がスムースに行くのです。
よく精神を鍛える、やる気を出す、積極的なる等の精神論が言われますが、その前に数十億年の歴史を持つ体の基本的なところを治めることが大切です。
そのためには呼吸法をもう一度見直す事が大切だと思います。現代社会は心穏やかにゆったりと生活しづらくなっています。
そのため、ややもすると近代的な社会に居る我々は息が浅くなっているのではないでしょうか。
息が浅いと近視眼的にものを見、短絡的な判断をしがちになります。
深い眠りも出来なくなり、気持ちが安定せずにイライラしがちで周りにも迷惑が掛かります。
浅い呼吸はろくなことがありません。ただこれは日常流された生活していると気づかない事です。
呼吸は無意識でも出来る事ですが、これを意識の上にはっきりと乗せて、この質をもう一歩あげることで毎日の生活もいろいろな方面で向上すると思われます。
私自身も数十年前にこれに気付いて随分と自分が変わりました。多くの人は体の姿勢も呼吸もすべて無意識のままに任せているようですが、これを意識して自分を立て直す事が望まれます。

      次は食事法です。あまり言われていませんが、とても大切です。

 基礎的な健康法は「咀嚼法」です

私の専門から申し上げますと、日常的なもう一つの基礎的な健康法は「咀嚼法」です。
これは毎日の食事の時の中で、行おうと思えばすぐに出来る事です。
人類は食べ物を「噛み切り」、「すり潰し」ができる歯と咀嚼器官を獲得しました。食物を細かくし粥状にして胃腸の負担を軽くし、エネルギー獲得効果を効率よくしています。体温を一定にしたり、或いは免疫力等にエネルギーを分配できるのもこの効率のおかげでしょう。
 ホモサピエンスは直立二足歩行とこの咀嚼力などを獲得して文明と共に進化して現代の繁栄を創造して来ましたが、その中で食物文明がいま問題になっています。
火や包丁や鍋、ミキサーなどの調理文明の発達で食品が口の中に入る前に、すでに細分化され乳化されているので、咀嚼機関の出番が極端に少なくなってきています。
口の中で食べ物を咀嚼する前に、調理文明が口の外で咀嚼してしまっているのです。

今の人を見ると、一口だいたい5回前後くらいしか咬んでいません。
多くの人が、鳥の様に、あるいはカエルの様に、ほとんど丸呑込みに近い食べ方をしています。
これは様々な所に影響が出てくると思いますが、歯科の立場では明らかです。
顎をよく運動させないので顎の筋肉が発達せず、顎の成長も制限されています。
ことに子供の歯列を見ると、昔は乳歯が顎の中で余裕をもって萌えていましたが、今は既に乳歯の段階で歯がきれいに並んでおらず、押しくら饅頭で、いわゆる不正歯列になっているケースを多く見かけます。
このままで小学生になって、乳歯より大きな永久歯が生えてくるのでもっと大変です。歯並びが大きく乱れ、萌えてこれない歯も出てきます。顔貌も変わるでしょう。歯列がきれいに萌えていないと上手く噛めないですし、口の中にはびこっている細菌が取れないままの所から虫歯や歯周病に悩まされます。口腔内の細菌は糖尿病や心臓疾患などの全身病にかかわります。

この現代の問題に対する解決法、予防法はただ一つです。

「よく噛む事」です。自分の咀嚼機関を「意識して」たくさん噛む事です。やわらかい食べ物であろうと何であろうと「よく噛む事」です。少なくとも一口20は噛みましょう。
私は一口入れたら30~50回噛むように心がけています。

一口のご飯を口に入れたらお粥になるまで噛みます。

お粥になったら重湯になるまで噛みます。


重湯になったら水になるまで噛みます。


咀嚼運動は呼吸と同じ、「無意識」に動かされています。
そこでこれを日常の意識にまで持ち込んで「数を数え」、「意識的に」食べ物を噛みましょう。ただ機械的に食べるだけでなく、食べ物を尊重して、感謝の気持ちを以て、食べ物の持つエネルギーを十分に引き出すような意識で噛み続けましょう。

    結論

まとめ

 食べ物を良く咬むとその味がとても良く解るようになります。人生も豊かに感じられます。ですから良く咬んで良く味っていると、味わいのある人生を送る事にも繋がります。反対に良く噛まないと、味気の無い人間になってしまうかもしれません。
また記憶が遠くなって、良く咬んでいない高齢者が、咀嚼機能を高めて良く噛めるようになると、意識がはっきりしてくる事が最近多く報告されています。
ですから一生涯、咀嚼は現役であることが望まれます。
今までお話しした三つの健康法、「体の姿勢」、「呼吸法」、「咀嚼運動法」はいずれもすべて無意識で行われています。良い健康を創るにはこれらが地下に潜んでいる「無意識」を引き上げて地上での「日常的意識」でもう一度見つめ直す必要があるのではないでしょうか。 咀嚼運動は呼吸と同じ、「無意識」に動かされています。そこでこれを日常の意識にまで持ち込んで、「数を数えながら」、「意識的に」食べ物を噛みましょう。ただ機械的に食べるだけでなく、食べ物を尊重して、感謝の気持ちを以て、食べ物の持つエネルギーを十分に引き出すような意識で噛み続けます。

食べ物を良く咬むとその味がとても良く解るようになります。人生も豊かに感じられます。ですから良く咬んで良く味っていると、味わいのある人生を送る事にも繋がります。反対に良く咬まないと、味気の無い人間になってしまうかもしれません。

また記憶が遠くなって、良く咬んでいない高齢者が、咀嚼機能を高めてよくかめるようになると、意識がはっきりしてくる報告がされています。ですから一生涯、咀嚼は現役であることが望まれます。

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