虫歯が深く進行して歯髄(神経)が露出した症例です。細菌感染は歯髄(神経)のごく一部だったようで、歯髄を取らずに、歯髄保存療法で済みました。 2023/04/13 術前の画像です。金属が詰めている歯がものすごく凍みて疼痛が在ります。 麻酔下で金属インレーを外し、深く進行した虫歯を除去すると歯髄(神経)が露出しました。画像中央の赤い点がそれです。 広範囲に広がった虫歯を綺麗にし、神経が出た所を洗浄して薬剤で覆髄しました。神経を取る根管治療をするほどではなさそうです。 これから金属では無く、歯に強固に接着する素材を詰める為に歯に接着の処理をしました。虫歯再発を防ぐためです。次にその充填材を隣接面から積層してゆきました。 歯と同じ色の充填材の積層・重合を繰り返して形が出来上がりました。最後に調整・研磨して虫歯治療が終わりました。治療時間は一時間半でしたが、一回の通院で済みました。 成城学園前 鈴木歯科医院 虫歯治療