大臼歯の虫歯が深く進行して、もう少しで歯髄組織(神経)に感染する所でした。臼歯の虫歯が深く進行している時は、内部の歯髄組織を保護する為にフッ素徐放性が強い特殊セメントを裏層する必要があります。 2023/01/21 画像中央の金属の詰め物をされている歯がかなり凍みて痛みます。これを外してやり直す事にしました。 麻酔下で金属インレーを外したらかなり深い虫歯が再発していました。細菌感染したエナメル質、象牙質を除去したら、もう少しで歯髄が露出し、神経を取らなければならない状態でした。 虫歯を綺麗にして、内部の歯髄組織を保護する為に、フッ素徐放性が強い新開発のセメントを裏層した所です。この後、接着性充填をする準備をします。 歯の表面に接着の処理をして、歯に接着性の充填材を少しずつ積層・重合します。 歯の形態が完成しました。咬合調整と研磨をして終わりました。一回一時間の治療を一回の来院で完了しました。金属インレーを詰めるより、この治療方法が遥かに歯は長持ちします。虫歯は予防するに越した事はありませんから毎日の口腔清掃はとても大切です。 成城学園前 鈴木歯科医院 虫歯治療