今日は、成城学園前駅　徒歩０分の鈴木歯科医院です。今回は感染根管治療についての症例です。歯の深い所にある歯髄組織（神経）まで虫歯が進んだのでここが細菌の格好の培養地になっていました。根管治療をしてここを無菌化したので痛みは無くなりました。

上顎の小臼歯に、今は白いセメントが仮封されてますが、虫歯の進行が深く歯髄組織にまで感染が進み、噛むと強い痛みが有りました。

根管内が感染したので、根管治療を始めました。患歯にラバーダムをかけて隔離し、顕微鏡下で清潔で安全な治療を目指します。

術前のレントゲン写真です。一番右側の歯ですが、大きく欠けています。これから顕微鏡下で治療を始めます。

術後のレントゲン写真です。根管内を無菌化したので一番右側の小臼歯の根管内に白い薬剤が密封されています。咬合痛はすっかり無くなりました。これで根管治療は終わりです。